プロジェクト概要 中周波誘導加熱装置一式は、中周波電源、炉本体、冷却システム、自動制御システム、油圧システムなど複数のサブシステムから構成されます。そのうち、油圧シス…
中周波誘導炉の完全装置は、中周波電源、炉本体、冷却システム、自動制御システム、油圧システムなど、複数のサブシステムで構成されています。その中で、 油圧システムは、炉の傾動、炉蓋の昇降、排出機構の駆動といった重要な作動機能を担っており、 装置の安全・高効率・連続運転を実現するためのコアコンポーネントの一つです。作動部品である油圧シリンダーは、その安定性と信頼性によって、生産ライン全体の運用効率および安全性に直接影響を与えます。
中周波溶解炉を例に挙げると、溶融工程において油圧システムは炉本体の傾斜角度を正確に制御し、溶鋼または溶鉄のスムーズな注出(タッピング)を実現します。炉前作業では、油圧シリンダーが炉蓋の開閉および電極の昇降を駆動します。したがって、 油圧システムおよびそれに適合するシリンダーのカスタマイズ設計 異なる炉種および作業条件に応じた設計は、装置全体の性能向上において極めて重要な技術的アプローチです。

本装置は小型・軽量でありながら高効率・低消費電力で、溶解および昇温が迅速、温度制御が容易、生産効率が高いという特長を備えています。

中周波溶解装置は、自動車部品や船舶用部品、機械設備など各種鋳物の溶解・鋳造に広く用いられており、また高精度金型や工具の製造にも活用されています。その主な利点として、高効率・省エネルギー、操作性と制御性の良さ、環境負荷の低さ、および生産ラインへの連携による連続処理対応能力などが挙げられます。
これらの利点を実現するには、炉の傾斜や材料の排出などの作業において、油圧システムが正確な制御と安定した出力を発揮することが不可欠です。

2016年以降、悦創油圧は、ハイエンド設備メーカーとして知られる豪邁グループの子会社である山東栄泰誘導技術有限公司と、堅固な協力関係を築いています。油圧動力ユニットやシリンダーの供給から始まり、単なる油圧部品の納入から共同研究・開発へと段階的に進化し、両社は一層緊密なパートナーシップのもと、共に歩みを進めています。


